そんな頃…
ママは、旅行で(彼と)

アタシを
ケイちゃんの家に預けた。




ケイちゃんは
アタシがどんな生活をしているのか
気づいたみたいで




さりげなく

手を差しのべ
受け入れ
認めてくれた…





『そっか、
こまちは本読むの好きなんだ…
えらいねぇ。

インターネットって便利なんだよ。
おいで…おしえてあげる』



『わぁ、こまち。
珈琲入れてくれたの?
さんきゅー
…んー。美味しい!!』



『こまち、パン作ろ!
焼きたてのパン…
たまんないわよぉ〜』



ケイちゃんと過ごした時間は
楽しくて…
心が満たされ優しい気持ちになった。