孝弘のパパはルパンがすきなんだって〜、実家から送ってくるビデオはいつもルパン。
今日もルパン。
今度は私が話してる間に孝弘はねやがった。


いつも近くにいる孝弘の寝顔。
こんなに近いのにね。
気持ちは凄く遠い気がするのは私だけですか?
寝顔を朝まで見つめて心の中で話かけてた。
きづくと孝弘の腕の中で爆睡。


やっぱ今日もなんにもなし。こんなもんなんだよね。


この日今年初めての雪が降った。
服を借りて出勤。
女子寮の前で私の着ている服を、じっとみつめる凄くきれいな女の人。


何?
[孝弘の服だよあれ?]っていうわざと聞こえるくらいの声の大きさ。

シカト。



後で知ったけど、孝弘の元カノ。


その朝の出来事が店にいくと、すでに孝弘の耳にはいってた。


なんか、私が悪くないけど、すぐ返した


芳未:『なんかごめんね ありがと』
孝弘:『いいよ、帰り寒いからきてかえれば?』芳未:『こんなのきてエリアの中や寮の中歩いたら、孝弘がかわいそうでしょ?だから返す。』

孝弘:『おまえが気にする意味がわかんないけどわかった!じゃ帰りむかいにきてやる。』
芳未:『今日は飲みにいくの誘われてるからいいよ。』