そしてクリスマスイブ。

あんまり好きじゃなかったけど、二人で居酒屋に。


彼から突然、
結婚したいって。


ティファニーの指輪。


受け取った時は、
なんだかすごくうれしかった。




その時、携帯がなった。

しらない携帯番号?


いつもならでないのに、
私はなぜか、
芳未:『もしもし?』


哲:『俺、哲だよ〜?おまえ明日あいてるか?
会わないか?
っていうか会ってください。』


芳未:『うん。』



戸惑って、びっくりして
どうしようって思ったけど。



すごく会いたいって思った。



電話をうけた時と
戻ってきた時の表情の違いに、彼は、誰からだったの?と聞いてきた。


芳未:『間違い電話だった。』


もう、頭の中
哲の事だけだった。



私の家に帰り
普通に話てた時
私は隠していたらダメだって思って、彼にきりだした。




芳未:『ごめんなさい。私この指輪うけとれない』


彼:『えっ?もう一回いって?』


芳未:『さっき間違い電話っていったの嘘。
すごく好きな人からだったの。
まだ私の心の中はその人がいる。
明日会いたいっていわれてるんだ。』