こんな風にどんどん
離れてしまうんだろうね。



結局、電話は一方的に
切られた。



ふと、なんでこっちにいるんだろうって思った。
仕事は?



部屋の中は友達の笑い声で騒がしいのに
私だけは、笑う事よりも
哲の事で頭が一杯だった


電話してみようかな?



その瞬間哲から電話
また怒鳴られるかも
と思いながら
すぐ電話にでた。




哲:『もしもし?まだ友達いるんだ。』


芳未:『うん。どうしたの?』


哲:『俺お前に会いたかっただけなんだよ』


泣き声の様に聞こえるのは気のせいかな?


哲:『なんかいえよ。』

芳未:『うん。。泣いてんの?ごめんね、たまたま私に電話してきたんだって思ってたの』


哲:『たまたま?明日あけてくれない?話があるから。』


芳未:『今電話じゃだめなの?』


哲:『うん』


芳未:『わかった。明日ね』




なんの話の内容か
いい方に考えたり
悪い方に考えたり。



明日わかるんだよね。




仕事終わって帰ってくると哲は車で待っていた。



なんか…
なんか…。

嫌な予感がする。