それから、一週間くらいたって夜中にまた哲からの電話。



地元にいなかった15歳から18歳までの、記憶を取り戻すかのように
私は毎日友達と遊びまくっていたんだよね。


その遊んでいる最中に電話にでた。



芳未:『も〜しもし?哲どうしたぁ?』



周りは凄く騒がしいくしてたから外にでた!


哲:『今から泊まりにいこうと思ったんだけど、お前どこにいんの?』


芳未:『家にいるよ。どうしたの急に。』


哲:『家にいんの?男の声するけど誰?何やってんの?』


芳未:『友達だよ。普通に話してるだけだよ。』

哲:『お前何やってんの?意味わかんねぇわ。もういいわ。』


芳未:『ちょっと、何怒ってんの?意味わかんないのこっちだって。』


哲:『俺はいやなんだって。今から行くから友達帰らせろ』


芳未:『無理!哲の方こそわざわざ私のとここなくたって、泊まるとこ沢山あるんじゃないの?』


前は何よりも
哲が大切だったのに。
今は、友達といる事が大切と思った。


哲がいなくなった生活なんて無理だろうなっておもっていたよ。
でも、毎日が忙しくて
思い出す時間がなかっただけ。