芳未:『哲にいえなかったんだね。離れるのがいやだったんだろうね。』

哲:『俺、その時、凄く悲しくて悔しくて、本気で女の事好きになるの怖くなった。
リセットしたくて、ここに働きにきたんだ。』


ここに働きにきてる人はみんな心の中に何かがあってくる人がやたらと多い。


私くらいの悩みなんて全然小さい。


哲:『この事、人に話したの初めて。なんか楽になった気がするよ。ごめんな重くて。』


芳未:『ううん。全然。』


私その人以上になれる?
私あなたをその暗闇から救ってあげれるのかな?

ゆっくりでいいよ。
哲〜人を好きになるって素敵な事だよ?

哲の隣にいようって決めた!


それで哲が少しでもその時の気持ち思い出にできるなら。



芳未:『哲は生きてるんだよ。寂しくなったらうちがそばにいてあげるよ?泣きたい時は、一緒に泣いてあげるよ。前むいて生きてかなきゃ』

哲:『笑われるよな?まだひきずって泣いてんの?バカじゃない。ってさ。ありがとさん。
やっぱ今日お前に話してよかった。』


あなたの目にやっと私が映った?
そばには私がいるって
やっと気づいてくれたかな?