また哲のいる店にヘルプなぜか、そこの店の店長が私のとこに向かってくる。


狭いエリアでみんなが寮生活、誰が誰と仲がいいとか、怪しいとか、付き合ってるとか噂なんてすぐ回る。

店長:『哲全然連絡つかなくて、休んでるんだけど知らないか?』

芳未:『知らないです!私からも連絡してみますね。』
店長:『うん。頼む。』

三時間くらいのヘルプだったからすぐ自分の店に戻り、店から電話した。三回くらい呼び出した後に…。凄い小さい声で、
哲:『もしもし』
芳未:『あんた何やってんの?連絡とれないって困ってたよ。』
哲:『めっちゃ熱でて死にそうなんだって。助けてっていいたいくらい。芳未〜死んじゃいそう』
芳未:『仕事終わったらいくよ。薬は?ご飯もっていくね。』

哲:『うん。それまで生きてるぅ』

気になって気になってもぅ全然仕事なんて集中できなくて、あんな弱々しい声初めて聞いたよ。


哲の店の店長さんに連絡店長さん優しいから、あとは笹木に任せていいか?って。
芳未:『一度本人から連絡させますね。失礼します』

勤務が終わりすぐフロントいって薬調達して哲の部屋に。男子寮に女の子出入り禁止だから帽子かぶって潜入。