『知っていたっていうのも語弊があるかな。あの女子大生はかなり前から俺のストーカーだった』


「そんなっ。なんで教えてくれなかったの!警察に届けてたら、こんなことならなかったのに!」



頭に血が昇るのを感じる。


まだ首には朔斗の手があるが、怒りで顔が熱い。