瞬間的に目を開けると先生の
顔が目の前にあった。


・・・あれ?先生よく見ると結構かっ
こいい。
今まで先生の存在すら知らなかったし、
今もだるくて先生の顔を見てる
暇がなかった。

けど、あたしはそこら辺の好きな
人を顔で決めるような軽い女
なつもりはない。

だからそれ程気には止めない。


「ははっ。思った通りの反応。」
「先生、名前なんて言うんですか?」
「ん?俺?新橋瑶(しんばしよう)だけど?まさか知らなかったわけ?」
「知りませんよ。興味ないですもん」