あっさりとした謝り方に
少しムッとしたが、抵抗する気力もな
いので言われた通り寝る事にした。
「ねつさまシート貼っから髪上げろ。」

乱暴だなぁ。ホントに先生ですかこの人。

自分で貼れます。」
「いいから黙って髪上げろって。」
「そんくらい自分で出来ますって!」

先生からねつさまシートを取り上げ
ようとしたけど
あたしは座っていて先生は立っているから手が届
かない。
めんどくさくなってあたしは諦めた。
「じゃぁもういいですよ。貼らなくても。」

だるかったので布団をかぶって目を閉じた。
すると、突然前髪を上げられてヒヤッ
としたものがおでこに伝わった。

「っつめた!」