思った通り
下着の色に突っ込むことなく

あっという間に産まれたままの姿にされた


自然にすぐ後ろにあるベッドに倒れ込み
上から見下ろす男をジッと見つめた


「……洋介」

お願いがあるの

「ん?」

「洋介……」

「どうしたんだよ?」

名前を繰り返すわたしの太ももを撫でながら
楽しそうに聞いてくる愛しい男


「ちゃんと……」

「ん…?」


わたしを見るその目に
愛しい気持ちを乗せてくる事に
耐えられなくてギュッと目を閉じた


「めちゃくちゃにして…?」