「なになに~?
エッチなサイトでも
見てんの?」



冗談かつ
冷やかし混じりに
侑吏に近づく。



バタンッ



勢いよく
パソコンを閉じられた。



“パソコンは
凄く繊細だから
大事に扱え”



そうやっていつも
うるさく言うのは
侑吏なのに。



「え!?図星!!?」



若干嬉しそうに
侑吏をつついてみた。



「………。
プライバシーの侵害。
ってゆうか、そんな
くだらないサイト
見ないから。」



「つれないなぁ。
だいたいさー、
くだらない、って…
じゃぁ、侑吏はさぁ
全く興味ないの?
そうゆう事に。
男なのに…」



素っ気ない侑吏に
カマをかける私。



「いちはが盛りすぎ。」



一刀両断。



そんな…いや、
確かに私、
そうゆうの…
どっちかとゆうと
好きなほうだけど
なんかそれじゃ…
私が変態みたいじゃん。


し、思春期だもんね、
それだけだよ、うん。


ってか、あれ?
質問の答えに
なってないし…