「...何だ」
私はふぅーと息をついた。
隣にやって来たのは、
1年の時同じクラスだった坂下。

性格は…まぁまぁいぃ方だと思う、
おもしろいし、優しい。
ユーモアがあって存在感が高い感じ。
友達の中には絶対にいなくてはならない!
って感じの存在感。

「ぉ、おお。樫田か…」
顔がいかにも残念そうな顔…。
「っな、何よ!私で悪かったね~…」
私だって坂下とは1年の時も全く会話すら、
してなかったんだから…。
「い、いや。そういう意味じゃなくてさ~」
「何なのよもう!なんなら理由でもつけて席変えてもらえば?」

前の席に座っている稲原が声をかけて来た。
「なんだなんだぁ?席替え早々イチャイチャしてんのかよ~!」
いやいやいや…なぜそうなるんだ…