何処を探しても、太陽を見つけることができない。

美月「何処行ったのよ・・・。」

仕方なく、家に帰ることになった。

もう、外。

真っ暗だったから。

がちゃ。

美月「ただいま。」

消えてしまいそうな小さな声で、そう言って。

自分の部屋に直行して、ベッドにダイブ。

携帯を開く。

そういえば。

デートが終わって、メールしたけど。

まだ。

返事返ってきてない。

もしかして。

その時から。

飽きてたのかな。

ダルいな。

って。

思われてたのかな。

ウザイ。

って。

思われるかもしれない。

でも。

このままぢゃ。

終われない。

自分の気が済まないんだ。

メールぢゃダメ。

自分のキモチを伝えなきゃ。

そう思って。

発信ボタンを押した。

プルルル プルルル

ガチャ。

美月「あっ。たい」

「お掛けになった番号は、現在使われていません。」

え??

何・・・。

それ・・・。