時は過ぎ、現在はお昼。

耀平・太陽「美月!!!一緒にご飯食べよぉ!!!」

息ピッタリ。

耀平・太陽「オイ。真似すんなよっ!!!」

夢「二人とも、息ピッタリぢゃん。」

美月「だね。」

お互い、睨み合ってるし。

ハッキリ言って、こういうのめんどくさい。

夢「美月。行こっ!!!」

美月「だね。」

耀平「あっ。美月っ!!!」

な―んて。言うのは嘘。

だって、最近はずっと耀平と一緒にいられるから。

あるイミ渡辺くんに、感謝しなきゃ。

美月「皆で、食べよ??」

太陽「ちぇ。コイツもかよ。」

耀平「俺のセリフだっつぅの。」

太陽「あんだと??」

美月「喧嘩しないの!!!」

夢「美月ぃ。屋上行こぉよぉ。」

美月「行く行く!!!」

元気よく、夢の所へ駆け出した。

耀平「ちょ。待って!!!」

太陽「待ってって!!!」

結局4人で仲良く(?)屋上に向かった。

何故か、円とかぢゃなくて、一列で食べた。

順番は、渡辺くん→夢→私→耀平。

太陽「何で、美月の隣ぢゃないんだよっ!!!」

夢「いいぢゃん。こんなに可愛い私があんたの隣に座ってあげてるんだから。」

太陽「おい。佐々木。俺に喧嘩売ってんのかよ??」

笑顔で冗談交じりに言う、渡辺くん。

すっかり、仲良くなった、夢と渡辺くん。

―アイツには、関わんな―

そんな、耀平の言葉が頭によぎる。

何かしたのかな・・・。

渡辺くん。

確かに、髪も真っ赤だし『不良』にしか見えないけど、私には、その辺にいるただの『不良』ぢゃない気がするんだ。

ねぇ。

耀平。

いい加減、教えてよ。

渡辺くんが、何したの??