太陽「わっ!!!」

美月「ん??何??」

太陽「だって。急に手、握るから。」

そう言って顔を真っ赤にする太陽はすっごく可愛くて、愛おしかった。

美月「太陽。頭。どうしたの??」

頭の方を指差してそう言った。

太陽「・・・太陽。」

自分で、そう言ってニヤけていた。

美月「んなの、どうでもいいから。頭。大丈夫なの??」

太陽「美月に太陽って言ってもらえたから、治ったし(笑)」

美月「笑ってる場合ぢゃないの!!!何??どうした訳??」

太陽「なぁんか、倒れたんだってさ。」

美月「倒れた!?ヤバイぢゃん。大丈夫なの??」

太陽「平気平気。先生が、過労だって言ってたし。」

美月「過労・・・。大して学校にも来てなかったのに??」

太陽「うん(笑)だぁって。先生が言ってんだもん。」

美月「うーん。なら、気をつけてね。」

太陽「あいよ。」

美月「ってかさ。」

太陽「何??」

美月「連れてってよ。」

太陽「何処に??病院??(笑)」

美月「違うわっ!!!デート。」

太陽「えっ。デート??」

思いっきり動揺してから、徐々に赤くなりはじめる頬。

可愛いなぁ。

美月「彼氏なんだから。デートぐらい連れて行ってよ。」

太陽「へ??あ・・・うん。」

美月「うん。ぢゃあ。明日ね??」

太陽「どうやって、連絡すればいい??」

美月「・・・メアド欲しいの??」

顔を縦に思いっ切り振る素振りが可愛くて。

美月「いいよ??」

そう言って、太陽とメアドを交換した。

太陽「んぢゃあ。また明日ぁ。」

美月「うん。またね。」

太陽「今日。絶対、メールするから。」

美月「うん。待ってるねぇー。」

手を大きく振る太陽。

明日、超楽しみだなぁ。