―玲央side―

やったぁ!!!

長谷川さんとお昼一緒に食べられる!!!

とりあえず、昼食といったら屋上でしょ。

という勝手な俺の考えで、

長谷川さんを屋上に連れて行った。

玲央「風。気持ちいいね。」

美月「うん。そうだね。」

玲央「食べよっか。」

美月「うん。」

そう言って長谷川さんが、お弁当を開けた。

玲央「うわぁ。超豪華。」

美月「そうかな??弁当は自分で作ってるんだぁ。あっ。コレ自慢だからね??(笑)」

玲央「へぇ~。料理上手なんだね。」

食いてぇ。

美月「・・・食べる??」

マジで??

イイの??

俺。

遠慮しないよ??

玲央「えっ。いいの??マジで食べちゃうよ??俺。」

美月「どぉぞ。」

「あーん。」って言いながら、卵焼きを差し出す長谷川さん。

「あーん。」って言いながら、卵焼きに口を近づける俺。

美月「可愛いっ。ってか、味どう??」

玲央「ウマっ。美味すぎっ!!!日本一、世界一美味いよ!!!」

美月「褒めすぎ。褒めても何にも出ないよ??(笑)」

玲央「うん。知ってる(笑)」

美月「美味しいって言ってもらえて、嬉しいなぁ。」

玲央「や。マジでうまいよ??」

美月「・・・ありがとうね。」

玲央「うん??・・・え??どうしたの??」

急に長谷川さんが、泣き出しちゃった。

美月「ごめっ・・・。何でもない・・・。」

玲央「何でもなかったら、泣かないよ??」

どうしたの??

ってか、俺。

どうしたいいんだよ??