―美月side―

は??

イミわかんない。

私が、もう関わらないって言ったから??

正直。

私から関わらない様にするって言ったのに、

名前で呼ばれなかったことに対してちょっとムカついた。

・・・好きだから??

違うよね??

勘違い。

それか、友達だったから。

そうだよ。

絶対にそう。

好きだから、ムカついたんぢゃない。

だって、耀平が好きなんだもん。

今日。

学校で、授業に集中できるはずもなく。

ずっと、このことだけを考えていた。

耀平「美月??」

美月「・・・。」

私、どうしたらいいんだろう??

耀平「美月??」

美月「・・・。」

仲良くすべき??

耀平「美月っ!!!」

美月「へ??」

耀平「何??考え事??」

美月「あっ。ごめん。何でもない、何でもない。」

無理して作り笑いをしていたのがバレたのか、

耀平「何か、無理してない??俺でよかったら、相談乗るから。」

前、告ったとき、そんな優しくなかったのに。

どうしたの??

急に。

美月「ぢゃあ。ちょっと相談乗ってくれる??」

耀平「うん。」

今日ぐらい、

耀平の優しさに甘えてもいいよね??