晴輝、めんどくさそう…。

人気があると、逆に。
ため息が出るほど。


「じゃ、女子のみんながお呼びみたいなんで行ってあげてください」

後ろの女子を指さしながら言う。
指さしてるほうを見る晴輝は、「ほぉー…。すごいな」とか言いながら、女子に手を振る。



「じゃ、ばいばい!晴輝」


晴輝に、手を振りながら廊下から階段へダッシュ。