「柚綺ちゃん!
真尋様が呼んでるよ!!」
「…え…??」
呼んでる?
なんで、どうして。
理由は?
今まで東宮真尋と
話したことなんて、
1回もない。
「早く早く!
とにかく来て!!」
クラスメイトの
女の子に急かされて
あたしは少し戸惑う。
そうすると、女の子は
あたしの腕を引っ張り、
前に進もうとする。
引っ張らないで!
行きたくない!
そう思っても言えない
わけで。
女の子はお構い無しに
どんどん進む。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…