そして昼休みは終わり、教室に帰る。 すると、異様な光景があった。 大木くんが、藤田くんと何かコソコソ話をしているのだ。 今まで、あまりその二人が話している所を見たことがなかったので、少しびっくりした。 他のクラスメイトも、みんな驚きながらも、その二人の、ものすごい華やかさにみんなうっとりしていた。 大木くんもすごく目立つけど、私の目は藤田くんにしか行かなかった。 そうだ。だって私は、藤田くんの事、好きなんだもん。