10分後くらいに手紙が戻ってきた。
正直、こわくてこの手紙を開けたらもう最後なんだなぁって。

君とももっと話せなくなるのかなぁって。

思ってた。

手紙を見ると、想像以上に残酷な答えだった。

でも、間違っているわけではないのだった。

むしろ、彼から見たらそうだったのかも知れないね。

『存在自体が嫌い』

それが彼の出した答えだった。

私はただ、この残酷な現実を受け入れるしかなかった。

初めて恋で泣いた。

今までこんなに軽い気持ちで「好き」とか言ってきたんだなぁって。

改めて思ったよ。