「もう行くぞ!!」

真白にギュっと手を握られながら、引っ張られた。


「えぇ〜病室嫌いつまんないもん!」

「つまんないじゃない…病室に行った時にさくがいなくて本当心配したんだからな。」

真白は顔をこっちに向けないまま小さな声で言った。

私は真白の告白を聞き、抵抗するのを出来なくなってしまった。