すばると一緒にメニューを覗いていたタカシはなにがおかしいの?ときょとんとした。 タカシは、すばると同じくお子様ランチを食べたがった。 ベティママは困惑しているウエイターに懇願して、タカシのために注文してくれた。 食事がひととおり終わると、ふたりはレジのそばで売っているおもちゃを見に行った。 「これから、どうするの?」 ベティママがコーヒーをすすりながら奈央に言った。 「実は、てんちゃんの家のことなんですけど・・・」