「まみっ!!」

そう言って玲奈は私に抱きついてきた。

「ごめんねっ
私が遅れなかったらまみはこんな目に
会わなかったのに…。

本当にごめんなさい。
謝って許してもらえることじゃないけど…。」

玲奈は泣いていた。


「もういいよ。
玲奈のせいじゃない。責任感じなくていいんだよ。
私は大丈夫だから。」



玲奈に心配をかけたくない。
優しい玲奈のことだから責任を感じちゃうんだとおもう。



「本当にごめんね。
友達なのに守ってあげれなくて。」