初めの日直は
私だった。
なぜか席的に

わたしになったそうだ。

「まみぃよかったじゃん。
初めての日直だから
先生と喋るチャンスあるかもよ!!」

えぇー!!
そんなことあるのかなぁ…

喋れたらいいなぁ…

「がんばってみる。」


その日の帰り
先生のところに
日直日誌を
おきにいくために

教室で先生を
まっていた。


「斎藤
ごめんな、ちょっと遅れちまって。」


「全然いいですよ。」

先生と2人きり
なんて、緊張するなぁ…。


日誌をわたしたから
帰ろうとしたら

「まてっ」



「えっ」

急に先生によびとめられた。