「だ、だって、大抵必要なモノもこっちが揃えてくれてたし、水着なんて仕事で必要ないし…」


「「…………………」」


「ちょっと、無言は一番つらいからやめて?」


「とりあえず、水着がない今は…」


「買いに行くのが先決でしょう。」


「え、え、え、ええええええ!?」


「ほら、早く!!」


「ちょぉ~っと、待たんか~い!!」


「久慈さんじゃないですか、珍しいですね衣装室から出てくるなんて」


「うふっ、今丁度暇つぶしになるような事探しててん!!したら、なんかアンタら楽しそうやったやん!!で、何?どっかいくん?」


「友里の水着調達に!」


「そうなん?なら、ウチええ水着の店知ってるから連れてったるわ!!」


半ば強引に水着の買い出しへ向かわされる私って……


こうして甘乃さんの愛車であろう紅いオープンカーに乗り、甘乃さんの性格が滲み出る荒い運転でなんだか可愛らしい水着屋さんに到着…



無論、中も超可愛かったです…



いろいろ可愛い水着がいっぱいあってすっごい目移りしてしまった…


「あぁー何買うかホンマ迷うわ~…」


「甘乃さんも水着買うんですか?」


「ここ、うちの胸の大きさの水着も置いてある貴重なお店やからな!買っとかな損やろ?」


うわー…一生分からないであろうその感覚…

その感覚を少し羨ましく思いつつ、私も自分の水着を探す…


でも、思いのほか可愛いのがあり過ぎてなかなか決められずじまい…


そんな私に師匠あゆとレネちんの助言……


「別に1着しか買っちゃだめって決まってる訳じゃないんだし、気に入ったものは全部買っちゃえば?勿論、予算が足りる分までね」


単純な私は助言にのっとって、気に入ったお水着を5着も買ってしまいました…///


それもこれも、お店まで連れて行ってくれた甘乃さんと助言をくれたあゆとレネちんのおかげです♥