それからなんとも複雑な気持ちで部屋に戻り

今は用意を2人に手伝って貰っています

「いいな~!ハワイ私行ったことないのにー!」


「ハワイ…懐かしいですね、あそこは私の母の故郷でしたから、たまに行っていましたが…最近行ってないですね…」


あゆとレネちんにハワイ旅行の事を離したら案の定この状態…


あれ……?


「レネちん、今何て!!」


「最近行ってないですね…と申し上げましたが…」


「もうひとつ前のセリフ!」


「母の故郷でしたからたまに行っていましたが……ですか?」


「お母さんの故郷ってどゆこと?!」


「あ、母がハワイ出身のハワイ育ちなんです」


「「……ハーフ!!?」」


「んー…別に血筋は完璧母は日本人なので…どうなんでしょう?」


「ちょっとレネちん!!なんで黙ってたのさ!!」


「え、いえ、言う必要もないかと思ってたので…」



身を乗り出すあゆと

問い詰められるレネちん……


こりゃ、相談する相手間違えたかな?



「そ、それより今は友里のハワイ旅行の荷物まとめを手伝ってあげるのが先決ではないでしょうか?」


「ちぇ~、上手く逃げたなレネちんめ…」


私、レネちんに逃げるために利用された…


「とりあえず、水着は絶対必需品でしょでしょっ!!」


「水着?!」


「だってハワイなんでしょ?ハワイと言ったらやっぱ海っしょ!てかハワイに水着持って行かなかったら何で満喫するの?」
 

「ど、どうしよう、私水着持ってない…」


「「はあああああああ!!?」」


そんな驚かなくても…