わたしは隣にいる美穂ちゃんを見た。

カタカタ―――


気のせいかな?
美穂ちゃんが小さく震えていた。…そんな気がした。








「……美穂ちゃ………」
「…ごめんね!じゃぁ、また明日。」
美穂ちゃんは走って行ってしまった。



「美穂ちゃん……」
わたしは、走っていく美穂ちゃんと苺を見ることしかできなかった。





―桜,部屋―

「はぁー」
わたしはベットに寝転がる。
「苺と美穂ちゃん…」
そんな風に独り言をいっているとお姉ちゃんがはいってきた。