「開催は来週だからいってみればいいかもよ?」
マスターは、久しぶりにシンの『いい目』を見て嬉しそうだ。


カランカラン
「いらっしゃい」

「モカお願い」

「みかぁ~~!!」
「あ?」

「この神崎秦!いっちょやったりますわぁ!!」

「おぅ頑張れ」

「美華と拓也も一緒だ~!!」

「却下」


シンの待ち人、工藤美華が入って来た。綺麗だが、少々キツい感じのする女性だった。