グチャグチョグチャグチョ

香織も真似をしてみたが、悲惨な出来栄えだ。
美華に修正してもらい、なんとか完成した。



「プハ~…食った喰った」

「喰ったった~♪」

美華がいつの間にか支払いを済ませていた為、そのまま帰ろうとしたその時…


「よっしゃ―!!」

いきなり走りだすシン。


(・◇・)?

「奴隷時間終わり」

不思議そうに眺める香織に、美華が教えた。
自分の服に着替えたシンが戻ってくる。

「お前絶対地獄行きだコノヤロー」

「よくわかってんじゃん」

突っかかってくるシンを軽くあしらう美華。

「もう帰るぅ?」

「そうだね」

「美華…香織もあれ誘ってみるか?」

「誘って~♪」

「あんた好奇心の塊ね」


香織のバイクは駅の近くに停めてあり、3人で駅へ向かいながら例の求人情報の話しをした。


「香織も行くぅ♪休みとるから」

「それなら近くになったらまた連絡……あ?」