江口は目を見開いてキョロキョロしている。




…あぁ、可愛い。




この世で一番可愛く、綺麗な江口。




俺は、そんな江口が欲しい。





俺の物にしたい。





手に入れたい。触れたい。




「悪い…。江口、男嫌いだったな」




俺は、そう言って、我慢できずに江口の頭を撫でた。




それで、俺は教室を出た。