中谷京介。

僕は来月22になる。

彼女はいない。

職業は なんてことない
普通のサラリーマンだ。

給料は23万。

身長は178センチ。

顔については...
ふれないでおこう。




『京介〜!!』と
僕の名前を遠くから呼ぶのは
同僚の藤岡雄大。

彼は歩けば皆がふり返るようなイケメンだ。

正直 彼の隣を歩くのは
いい気はしないな。


『今日さ、俺の友達と集まるんだ。
一緒にきてくれないか?』

何で僕が行かないといけないんだ。