順調に、今日も一日が終わる。 いつもの調子で口げんかもしながらの練習。 帰りのバスの中はくたくただった。 「どったの亜紀!!」 「銘…元気だね」 「そりゃ、これからの彼との日々を思い浮かべたら…」 ニヒッと、笑う。 「銘……」 「亜紀と葉月君…いいコンビだと思うけど? で? なんで今は居ないの?」 「先に学校に戻って、先生に合宿の事を報告中」 「へぇ~」