「ほら、早くしないと食事始まるよ」


時計は7時。


「……あんたって、ほんと性格悪い」


「君もね」


「はぁ!? いつ私が、性格悪いのよ!!」


「はぃはぃ」


…はぃはぃって!!

「何適当にあしらってんのよ!!!!」


「ほら、行くよ」


「もぅっ!!」


口げんかはいつもの事…。私は、大急ぎで食事の大広間に向かった。