次の日。

詩織がくつばこを開けると、無数の手紙

詩織が開けていくと、【死ね】、【消えろ】の文字。

「詩織、聖也に言ってくるね」

「待って 言わないで」

「どうして?」

「聖也に迷惑かけたくないの」

「えっでも・・・」

「お願い」

「わかった」

それからも、いじめはつづいた。

しかも、聖也に気づかれないように。

そして、ついに恐れてた事がおきた。

詩織が、呼び出された。

あたしは、迷う。

聖也に言うべきか、言わないべきか。

詩織に、口止めされてるし・・・

何か、あっては遅い。

「聖也、体育館裏に行って」

「何で?」

「詩織が来てって」

「わかった」
言った途端に、聖也は教室を飛び出して行った。

あたしも、遅れて後を追いかける。

着いたときには、詩織と聖也が抱き合ってて、それ以外の人はいなかった。