思い出しから、一週間が経った。

気を使っていた、お母さんや聖也のお母さんのおばさんも、元に戻ってみんな喜んでいた。

詩織が帰ってきたら、きっとあたしは用なし。

言い方は悪いけど、捨てられる。

分かっていた事だけど、そう思いたくない。
心が潰れそうなほど、締め付けられて苦しいし、痛い・・・

あたしが望んだ事、言葉では割り切れても心は割り切れない。

こんなあたしが嫌だ・・・

そろそろ、文化祭季節が近づいていた。

あたしたちのクラスは、たこ焼き、クレープ屋さん。

あたしと聖也は、クレープ屋さん。

一応普段はしちゃいけないけど、制服にアレンジしてた。

前半と、後半があってあたしと聖也は、前半店をする事になった。

以外に、お店は繁盛してあたし達は忙しかった。

なんとか、交代してあたしと聖也は店を周り始めた。

さっき、店に来てくれた拓哉さんと香奈さん。