「本当お前、可愛すぎ」

「えっ・・・」

「そう思っただけで、泣くとか・・・」

「あっごめん こんな女面倒くさいよね?」

「もう~、そんな事、言わないの」

「だって~」

「だから、可愛すぎんだって」

「・・・」

「昨日のは、マジでごめん まさかキスされるって思ってなくて」

「じゃあ、消毒させて?」

「えっ?」

あたしは、自分から、キスをした。

キスをした後、恥ずかしくて顔をなかなか上げられなかった。

結局、里香ちゃんは聖也を諦めてくれた。