ある日、転校生が来た。
友永亮君。
一番後ろで空いていたあたしの隣。
結構かっこよくて、聖也のファンが減ってあたしは安心。
もっと、減ってくれれば嬉しいのだけど。
「羽衣ちゃんでいいかな?」
「羽衣でいいです」
「俺も、亮でいいから」
「はい」
やっぱり、モテる亮君はとっても気さくで話しやすい。
すぐに、近くには男女の人だかり。
「あいつ、かっこいいな」
「確かに えぇっ!! 聖也!」
「そうだけど」
「いつの間に?」
「今?」
「疑問系で返さないでよ」
「いや・・・」
「二人とも、仲良いんだね」
「だって、付き合ってるし」
「へ~、そうなんだ」
「おう」
「そだよ」
よかった。
聖也が、付き合ってるって言って、くれて。
そんな些細な事が、嬉しく思う。
だって、こんなかっこいい聖也と付き合ってるんだって、実感できるから。
正直、いつ別れるか不安。
でも、今を楽しまなきゃ損。
いつ別れるか分からないからこそ、今を大事にしたいと思う。
聖也と付き合えるこの時間を。
「二人とも、お似合いだね」
休み時間が終わり、突然亮君が聞いてきた。
一瞬、何を聞いてきてのか解からなかった。
友永亮君。
一番後ろで空いていたあたしの隣。
結構かっこよくて、聖也のファンが減ってあたしは安心。
もっと、減ってくれれば嬉しいのだけど。
「羽衣ちゃんでいいかな?」
「羽衣でいいです」
「俺も、亮でいいから」
「はい」
やっぱり、モテる亮君はとっても気さくで話しやすい。
すぐに、近くには男女の人だかり。
「あいつ、かっこいいな」
「確かに えぇっ!! 聖也!」
「そうだけど」
「いつの間に?」
「今?」
「疑問系で返さないでよ」
「いや・・・」
「二人とも、仲良いんだね」
「だって、付き合ってるし」
「へ~、そうなんだ」
「おう」
「そだよ」
よかった。
聖也が、付き合ってるって言って、くれて。
そんな些細な事が、嬉しく思う。
だって、こんなかっこいい聖也と付き合ってるんだって、実感できるから。
正直、いつ別れるか不安。
でも、今を楽しまなきゃ損。
いつ別れるか分からないからこそ、今を大事にしたいと思う。
聖也と付き合えるこの時間を。
「二人とも、お似合いだね」
休み時間が終わり、突然亮君が聞いてきた。
一瞬、何を聞いてきてのか解からなかった。