だんだん雪也を見てると自分まで顔が赤くなりそうだったので

私は雪也に背を向けて1人で少し海に入った。



「つめた〜!!」




今は濃い青だけど
きっと夏だとキレイな青になるだろうこの海。





「亜莉桜こっち見てみ。」





なんだろ?


もしかしてヘッドロック!?



私は恐る恐る雪也に顔を向けた。