結局、

そのシュシュと、メモ帳など買った。


綺麗にラッピングされた袋を抱えながら歩く。



雪也。







ではなくて私。






「何怒ってんだよ」



「なんで私が持たなきゃいけないわけ!?」



そうだよ!!

雪也があげる誕生日プレゼントでしょ!!





雪也は、耳元で囁いた。





「亜莉桜が持ってくれると助かるなぁ…」






「…っ!」






「わ…分かったから!近寄りすぎ!!」






や…やば。



心臓が…爆発してしまいそうです!!