公園に独りぼっちの私…


中西が帰って、空が少しずつ暗くなり始めた


家には帰りたくない…先生に会いたくない…



でも…先生の温もりが恋しいよ







「月っ!!!!」


名前を呼ばれ、顔を上げるとギュッと温もりに包まれた…




誰?なんて、聞かなくても解る…


私が欲してた温もり





「ぅ…せ…せんせぇ//」


「…心配かけんな馬鹿っ……はぁ…マジで焦った」


「ごめん…なさぃ」


「……………帰るぞ」