…気が付くと私は走ってその場から逃げ出していた。 「澪っ!!」 後ろからは陸君が呼び止める声が聞こえた。 けれど、私は立ち止ることが出来ずにそのまま逃げてしまった…。 家に帰っても、ベッドに潜っていっぱい泣いた。