「ぅわあ~
やっぱここのアイスはおいしい…」

「うん、うまいね」

みんな違う味をそれぞれ選んだ。


「唯のそれ美味しそうだね」

「食べる??」


唯がアイスを一口スプーンですくうとあたしの口まで持ってくる。


「うん!!」


あたしは頷くと
アイスを食べた。

「あ…うまい」


なんか、懐かしい味がする。


「心…??」


「ご、ごめん
美味しすぎて…」


あたしはどんどんアイスを口に運ぶ。


「ごちそうさま」

「美味しかったね
やばっ、もうこんな時間!?
もう行くね、バイバイ~」

唯は慌てて店を出て行った。


「唯って今日
塾なんだな…」

「そうだね~」

あたしと直人は店を出て帰ることにした。