フッとまぶたの向こうが
暗くなった気がして、
目を開けた。





え……電気消えてるっ!?

なんでっ!!?





あわてふためくあたしの
傍に、人の近づく気配。






「悪い。

西原の横顔見てたら、
やっぱ我慢できなくなってきた」





――――はぁぁっ!!?





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