真山さんは立ち上がって、
あたしの肩をかついで
立たせてくれた。





立ち上がってようやく、
自分がかなり酔ってる
ことに気づく。




……足に、全然力が入んない。





「ホラ、行くぞ」





目を閉じたまま、あたしは
真山さんに支えてもらって、
なんとか店を出た……。





     ☆☆☆☆☆




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