「え、そうですか?」





「あぁ。

うちの部、けっこう無茶も
やらすのに、お前は昔から
文句も言わず頑張ってたもんな」





真山さんは、あたしの頭を
『よしよし』って感じで
掌で撫でた。





こーゆーの慣れてないから
ちょっとドキッとする。





斗弥はこんなこと、しないし。




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