でも、もう時間がない。





斗弥もそれはわかってる
から、名残惜しそうに
だけど、すぐに体を離した。






「マジで、体には
気をつけるんだぞ。

勉強がんばれ。

あ、でも、ムリはしすぎんな」





「プッ……。

もー、何言ってんのか
わかんないよ!

とにかく大丈夫だから!



じゃあね―――行ってきます!」





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