「お願いします。


あたし向こうで頑張って、
すっごいデキる女になって
帰ってきますから。

真山さんも、コネで
あたしを再入社させれる
くらい、昇進しててくださいね」





「おう、任せとけ」





「それと――…。

お節介だとは思うけど、
奥さんとももう一度、
話してみてください。

どんな結果でも、今よりは
きっといい答えが出せると
思うんです。

真山さんなら」





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