「過ぎたことを今さら
言っても、何も始まらない。

だからもういい」





「でもあたし、斗弥が
とうてい許せないことを
何度も……!」





「許せねーよ。

できればお前もぶん殴り
たいし、相手の男共は
マジで殴りてぇ。

けどそれで言うなら……
殴られるべきなのは、
オレもだ」




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